«  2010年07月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

« 建材メーカーのミカド 全社員に解雇通知 | メイン | あることをします! »

2010年03月05日

2010/03/04(木)「MICADO」ブランドで有名なシステムキッチンメーカー株式会社ミカド再生手続廃止決定受ける負債146億8200万円。

TDB企業コード:581011306

「大阪」 2009年12月24日に大阪地裁へ民事再生法の適用を申請した(株)ミカド(資本金4億6000万円、大阪市北区大淀南1-10-9、代表髙田幸治氏)は、3月4日に同地裁より再生手続廃止決定を受け、全事業を停止した。

保全管理人には、監督委員の小寺史郎弁護士(大阪市北区中之島2-2-2、電話06-4706-1550)が選任されている。今後、職権での破産手続開始決定を受けることとなる。

当社は1985年(昭和60年)3月に、(株)ニットー〔旧・日東ステンレス工業(株)・1960年6月設立〕の販売部門を分離して尼崎市内で設立後、95年に大阪市へと本社移転した。ステンレス製流し台及び調理台やガス台などの戸建住宅向けシステムキッチンを主体に、システムバス、浴槽、化粧台などの企画・製造から物流・販売までを一貫して手がける厨房機器メーカーで、全国39ヵ所のショールームを展開するなど、「MICADO」ブランドとして全国でも高い知名度を得ていた。

創業地である尼崎市や伊丹の製造工場に加え、関東に物流センターを開設するほか、東北から九州まで一時は54ヵ所の営業拠点を構築。全国約300社の特約店向け販売(70%)、ハウスメーカー向けなど直販(30%)の販売比率で業容を拡大させたが、98年10月期は年売上高約180億4400万円に対して12億円の大幅赤字を計上、債務超過に陥った。

このため、2002年4月に(株)ニットーなどを合併する再編に加え、社有不動産や営業所、ショールームを閉鎖するなどのリストラを実施、活況な住宅市場の動きに伴って業績も上向き、2007年3月期はピークとなる年売上高約379億1300万円をあげ、翌2008年は年売上高約360億8000万円と回復傾向にあった。

しかし、ここ数年はステンレス材を中心に原材料価格の高騰が続き、収益に改善が見られないなか、2007年6月の建築基準法改正などに伴い再び業績は下降局面に入り、経営環境は急速に悪化。2009年3月期の年売上高は約312億2500万円に対し最終欠損が約8億3200万円と3期連続の赤字計上となったことから、2009年3月までに早期退職者を募り、120人超の人員削減策を実施するほか、取引先約10社に対し社債を発行し合計2億5500万円を調達。加えて、同年10月には、同業大手と販売に関する基本合意を締結していた。ところが、業績の低迷に歯止めがかからず、12月25日決済のメドが立たなくなり、24日に民事再生法の適用を申請していた。

申請後、早期にスポンサー候補企業を募り、スポンサーからの支援を受けるかたちで再生を図る方針であったが、奏功せず、再建のメドが立たなくなったことから今回の措置に至った。

民事再生法の適用申請時点の負債は約146億8200万円。

-------------------------------------------

このように、帝国データに表示されていました。

ミカドを引き受けたタカラとも話をしているのですが、「説明責任はあるがお金の事はわからない」と逃げているようです。このままでは、タカラもやばいでしょう・・・。


もっと怖いのは、住宅業界全体の信用失墜で、お客様も家を建てていいのか不安になるかもしれません。対策を考えなければなりませんね・・・。

株式会社ナック ダントツ工務店コンサルタント

株式会社ナック
ダントツ工務店コンサルタント
日下部 興靖

明星大学 人文学部 経済学科卒業

平成7年株式会社ナック入社。レンタル事業部 で営業を学び、代理店部にて法人営業と全国 各地で開催する代理店向け営業研修の講師を務める。

建築コンサルティング事業本部に配属後、1年半で東海・北陸エリアを統括する名古屋支店の支店長を拝命。ダントツ工務店経営者育成コンサルタントとして毎年400社以上の工務店にコンサルティングを行い、現在では東京から工務店支援に全国を飛びまわっている。

著書には、「がんばろう!!工務店」「ダントツ工務店への近道」「3回の訪問で契約する」などがあり、新聞・雑誌などマスコミでも活躍中。